ヒアルロン酸とはなんですか?
ヒアルロン酸は、学術上の名称としては『ヒアルロナン』と呼ばれており、このヒアルロン酸とは、グリコサミノグリカンといわれるムコ多糖の一種です。グルクロン酸と Nアセチルグルコサミンとの二糖単位が連結した構造となっているのが、ヒアルロン酸なのです。
この極めて高い分子量を持つヒアルロン酸ですが、生体内にはヒアルロン酸の分子量が100万以上あると言われています。他のグリコサミノグリカンとは異なり、コンドロイチン硫酸などには硫酸基の結合が見られません。また、核となるタンパク質の「コア・タンパク質」と呼ばれる物質とも結合はしていません。
ヒアルロン酸は、生体内では関節、硝子体、皮膚、脳などの広い範囲の細胞外マトリックスに見られます。なかでも、関節軟骨ではリンクタンパク質やアグリカンなどと非共有結合し超高分子複合体を作り、軟骨の機能を維持するためにとても重要な役割を果たしています。
最近、ヒアルロン酸は乳酸菌や連鎖球菌から大量に生産されるようになりました。健康食品にヒアルロン酸が配合されたり、美容化粧品などの保湿成分として添加されていたり、また関節炎や角結膜上皮障害の治療薬として利用されています。
日本人の寿命の延びと共に、関節炎などに悩む人、またいつまでも若々しくありたい女性にとって、このヒアルロン酸は、とても魅力的な成分といえます。
